日本ではレストランに入ると必ずと言っていいほど水(お冷)を出してくれますね。
でもこちらはカフェ以外では水は普通は出て来ない習慣です。
でも日本人グループに慣れているレストランでは水道水を出してくれる所もありますが、
それは例外中の例外です。
こちらはレストランで食事をする時には必ず飲み物を頼む習慣があるので、席に座って食事の注文をする時には必ずボーイさんが最初に飲み物のお伺いをします。
水と言えば、食事の時にミネラルウォーターを頼む方も多いでしょう。
こちらのミネラルウォーターには炭酸ガスが含まれているのが一般的であることはかなり知られているとは思います。
また観光中にお客様からウィーンでミネラルウォーターを買う場合、ガスなしのミネラルウォーターを買いたいんですが・・・という御質問もよくあります。
日本ではまだまだ炭酸なしのミネラルウォーターが主流ですが、こちらは炭酸ありの方が多くの方に飲まれています。
今日はオーストリアの一般的なミネラルウォーターについて少しまとておきます。
オーストリアでは地元ののメーカーを始め外国メーカーのミネラルウォーターなど幅広く売られていますが、個人的に一番お勧めできるミネラルウォーターは右の写真に見られる地元オーストリアのメーカー"VÖSLAUER"(フェスラウアー)です。
このVÖSLAUERはウィーンの森にある有名な温泉街バーデンに近い所にあるBad Vöslauという人口12.000人弱の街に本社があり、この街にも温泉が湧いています。
このVÖSLAUERには3種類あり、スーパーに行くとたいてい500ml、750ml,1L,1.5Lなどのペットボトルで売られていてます。(業務用的に瓶でも売られています)
キャップとラベルの色がそれぞれ違いますね。
左から・・・
紫(prickelnd/プリッケルント)・・・炭酸が多く含まれている
うすい青(mild/ミルト)・・・微炭酸
うすい緑(ohne/オーネ)・・・炭酸なし
となっています。
炭酸なしのミネラルウォーターを欲しい場合は、右上の写真に見られる"ohne"です!
ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水で、家庭の水道水も質が高く私も毎日飲んでいますが、うちはずっとこのVÖSLAUERも飲んでいます。
他にもいくつかの地元メーカーがありますが、このVÖSLAUERが一番ナチュラルでおいしいと思います。
うちはこのprickelndとohneの2つを飲んでいます。
特に炭酸で割って飲む時にはこのprickelndが大活躍をしています。
例えば私はカルピスソーダが大好きなんですが、カルピスをこのVÖSLAUERのprickelndで割って毎日と言っていいほど飲んでます。(笑)