クリスマス時期には"Weihnachtskrippe"を飾る習慣があることにはすでに触れました。
ベツレヘムからの星に導かれて3人の王様(賢者、学者、博士)がイエスを拝みにやって来るという有名な話は1月6日の聖三王の祝日になっています。
ミノリーテン教会のWeihnachtskrippeをこの前話題にしましたが、今日はいくつかのWeihnachtskrippeを見てみましょう。
こちらは廃墟的な感じがするWeihnachtskrippeです。
建物のアーチが印象的で、真ん中には塔のようなものが作られています。
もちろんベツレヘムをイメージしているのですが、イタリアの島の歴史ある街の一角のような感じがします。
画面の左にイエスがいて、聖三王がよく見えます。
こちらはどこか農家の住まいのように見えます。
上のWeihnachtskrippeとは違って平屋で、画面の一番右にイエスがいます。
そのため人の流れは左から右に動いています。
人物の人形も特徴があって、童話的です。
色々なWeihnachtskrippeを見ていると、絵画と同様に目が肥えてきます。
そのちょっとした小さな空間に漂う敬虔な空気がいいですね。