今年最後のプンシュ

クリスマス休暇も終わり、今日からは普通の日が続きます。

昨日27日は日曜日だったので、今年は24日に休みを取った人は4連休でした。

でも街中にはクリスマスの空気はそのまま残されていて、クリスマスツリーなどもまだ飾られています。

クリスマスツリーは来年1月6日の"聖三王"の祝日(祭日)までは飾っておく習慣があり、

それを過ぎるとウィーン市が指定した場所にツリーを捨てます。

 

私は毎年クリスマス休暇を取るので、昨日からまた皆様を御案内しています。

クリスマス休暇に入る前の最後の仕事が終わった後、プンシュをちょっと飲んでから家に帰りました。

そのプンシュが今年のクリスマスシーズン最後のプンシュとなりました。

 

今年2015年のクリスマスの話題として一番最初に"今年最初のプンシュ"から始まりました。

その時にシュテファン大聖堂前のクリスマス市で飲んだプンシュの

Pfirsich-Marille-Punschを話題にしました。

最後のプンシュも偶然にもシュテファン大聖堂前で飲むこととなりました。

もう冬至を過ぎたばかりですから一日の仕事が終わった16:30頃でももう真っ暗です。

後ろにライトアップされているシュテファン大聖堂が見えていますね。

 

この時飲んだのはオレンジプンシュでした。

毎度のプンシュカップです。

クリスマス時期のウィーンはここ何年も有り難いことに大変な混雑となります。

特にクリスマス時期の週末はそれがピークに達し、日本からの皆様も毎年多くいらして頂けますが、ヨーロッパからの観光客がものすごく、歩行者天国も

ものすごい人でした。

 

ウィーン市はアドヴェントの週末(4回)に観光バスの規制をここ何年も前から行っていて、旧市街がある1区を始め、6区、7区、8区、9区を走る場合には事前にウィーン市が発行する許可証(もしくは私国家公認ガイドが常に所有しているEinfahrtsgenehmigung)が必要となります。

 

ずっと忙しい日が続いていて、なおかつクリスマス時期も時間的にきついツアーも多くあったこともあり、ちょっと静かになるひと時が必要でした。

クリスマス休暇になる前の最後のこの日は家に帰る前、ちょっと落ち着いてこのシュテファン大聖堂のライトアップとクリスマスの最後の雰囲気を楽しみながらプンシュを飲んだわけです。

その時に家族のことや仕事のこと、そして自分がウィーンというヨーロッパ文化が凝縮したこの歴史ある奥が深い街にいる喜びを新たに感じました。

 

 

 

 

 

 

 

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