クリスマスは年間を通して生活の中で一番重要な習慣なのでこのコーナーでも毎年、様々なクリスマス市やこちらのクリスマスの習慣を話題にしています。
今日12月26日は第2クリスマスの日であり、オーストリアでは"Stefanitag"と特に呼ばれています。
"Stefanitag"はウィーンのシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂に捧げられている聖人シュテファヌスの日です。
こちらは24日に多くの人が休みを取り、また仕事をする人も午前中で終わり、25日、26日はお休みです。
今年は27日が日曜日なでの、多くの人が4連休です。
今日でクリスマスが終わりますが、クリスマスツリーは来年の1月6日までは飾っておき、
それ以降に捨てる習慣があります。
さて、今日は毎年この時期に話題にしている歩行者天国のイルミネーションを紹介します。
ウィーンの3大歩行者天国の言えばケルントナー通り、グラーベン、コールマルクトです。
クリスマス時期しか見ることができない街中のイルミネーションはウィーンの生活にしっかりと浸透していて、この時期に来たお客様はいつも以上にカメラを向けています。
こちらはケルントナー通りです。
たいていのガイドブックではウィーンで一番の目抜き通りと言われています。
国立オペラ座~シュテファン大聖堂を結ぶ目安になる通りです。
星がイルミネーションの中に輝いています。
こちらは片側と反対側とで互い違いになるようにイルミネーションが配置されています。
写真はシュテファン大聖堂方面に向かって撮影したものです。
こちらはグラーベンです。
ウィーンでは一番美しく、そして歩行者天国としては一番古いです。
今年も日本からのお客様と数えきれない程ここを歩きました。
ここは大きなシャンデリアがいくつもぶら下がっていて、両端に向かって鳥の羽のような演出です。
シュテファン大聖堂からペスト記念中方面に向かって撮影しています。
こちらはコールマルクトです。
ここは上の方から無数の星が降り注いでくるような演出です。
王宮のミヒャエル広場に向かっての光景ですが、王宮のドームは全く見えません。
3つの歩行者天国の中ではここが一番短いですが、ブランド街としても知られています。
グラーベンのように道幅は広くありませんが、洗練された雰囲気が漂っています。
この歩行者天国のイルミネーションは毎年同じですが、ウィーンに20年以上住んでいて、年間を通して数えきれないぐらい仕事でもプライベートでもここを通る私でも、イルミネーションは素敵で、この時期の楽しみです。