シュピッテルベルクのクリスマス市(2015年)

いよいよ明日24日がクリスマスイヴとなります。

振り返ればあっという間にこのアドヴェントが過ぎてしまいました。

この時期にウィーンに来られたお客様にはオーストリアにはサンタクロースが登場しないことや、こちらのクリスマスの習慣などを毎回御案内してきました。

今年2015年のクリスマス市シリーズ最後に登場するのはシュピッテルベルクのクリスマス市です。

Spittelbergは1850年までVorstadtのひとつであり、現在ではウィーン7区(Neubau)にあります。

 

ここは1525年にBürgerspitalから得た場所で、もともとSpitalberg(シュピタールベルク)とも呼ばれていました。

17世紀後半のトルコ軍のウィーン包囲があった時や、1809年ナポレオン軍がこの地域から中心に向けて攻撃をした場所でもあり、小高い所にあります。

バロック時代に、現在見られるように建物が密集して建てられました。

ここには絵になる石畳の小路が数本あって、バロック様式の建物との調和が非常に美しい閑静な界隈です。

その石畳の小路に小さな屋台がたくさん並んでいて、昔ならではのクリスマス市の雰囲気が残る地元では有名なクリスマス市です。

市庁舎シェーンブルン宮殿シュテファン大聖堂カールス教会前ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市も素敵ですが、ここは大きなクリスマス市とは全く違った地元の方が多く集まるクリスマス市です。

閑静なクリスマス市ではありますが、非常に有名で、FreyungAm Hofのクリスマス市とはまた違った地元人の空気を感じることができます。

 

 



 

この閑静な界隈に立つバロック様式の家並みと街灯とクリスマスのイルミネーションが雰囲気を盛り上げます。

たくさんの人がこのシュピッテルベルクのクリスマス市を訪れます。

石畳の小路が本当に狭いので、場所によってすれ違うことも難しい時があります。

プンシュを飲んでいる人が小路に溢れています。

 


 

この狭い小路に抜け道もあり、その途中の中庭で楽しんでいる人も多いです。

ここは中心から少し離れているので多少行きづらい所にありますが、ウィーンでは絶対に訪れたいクリスマス市です。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村