Adventのこの時期はどうしてもクリスマスの話題を多く紹介したくなります。
ウィーンの街はクリスマスカラーに染まっていて、街中を歩くたびにクリスマスが近づいていることを知らされます。
そして何といってもクリスマス市が色々な所で開かれていますから、それもこの時期の重要なイヴェントのひとつとなっています。
それぞれのクリスマス市にはそれぞれ独自の雰囲気がありますから売っているものが似通っていても、街並みが違いますからクリスマス市の空気が違うわけです。
また、プンシュの味だって違っています。
そのため、色々なクリスマス市に足を延ばしたくなるわけです。
今年もクリスマスの話題として、今年最初のプンシュから始まって、シュテファン大聖堂、
シェーンブルン宮殿、アドヴェント、アドヴェントクランツ、市庁舎、Stammersdorf,
聖ニコラウスと結構書きました。
今日はベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市です。
ベルヴェデーレ宮殿はシェーンブルン宮殿と並んで重要なバロック建築で、市内観光でも必ずと言っていいほど訪れまし、オーストリアギャラリーという美術館になっていてクリムトの接吻が見られることで知られています。
美しくライトアップした宮殿は昼間の姿とは違い、暗闇から浮かび上がってくるようです。
また池の水にライトアップされた宮殿が反射していてとても幻想的です。
この宮殿の前にクリスマス市が開かれています。
宮殿の前には中庭空間を作るように屋台がたくさん並んでいます。
真ん中にテーブルが多く置かれていて、多くの人々が食べたり、プンシュを飲みながら話をしています。
ここは重要なウィーンの観光ポイントということもあり、シェーンブルン宮殿同様、観光客も多く訪れています。
この時もドイツ語以外の言葉が多く聞こえてきました。
近くで見るライトアップされたベルヴェデーレ宮殿は素敵です。
やっぱりクリスマス市は雰囲気を楽しむものですね。
この日は仕事ではなく、家族と出かけました。
この日の昼間はツアーの皆様と観光でここに来て御案内しましたが、残念ながらプンシュを飲む時間はありませんでした。
ここのプンシュカップは去年同様、ちょっと可愛らしい壺のような形をしています。
この時は定番なオレンジプンシュを飲みましたが、結構いい味でした。
売られているものもいい物がありました。
私は仕事柄ここには、シェーンブルン宮殿と同様に、午前のお客様と、午後はまた別の皆様と1日に2回来ることもよくありますが、このようなクリスマス市は個人的にも訪れたいと思っています。