地元人しか来ない小さなChristkindlmarkt

アドヴェントのこの時期は店のショーウィンドゥーを見ているだけで個性あるクリスマスの装飾を見ることができるのでそれだけでも楽しいですね。

クリスマス市も色々な所に出ていて、クリスマスはもうそこまで近づいているんだな・・・という気持ちにさせられます。


ウィーンは415km²とかなり広い街で東京と同じ23区で分かれていますが、それぞれの地域でローカルなクリスマス市が多くあります。

そのひとつを話題にします。


こちらはウィーンの本格的なホイリゲ街であるStammersdorfのChristkindlmarktです。

ここはそのローカルなクリスマス市のひとつです。

11月27日~11月29日までの3日間でしかも午後しか開かれていないChristkindlmarktでした。

初日は17:00からで、後の2日は

14:00から始まり21:00まで、

最終日は20:00まででした。


Stammersdorfはドナウ川を渡った21区で、昔ならではのホイリゲがたくさんあります。

また、近くにはマルヒフェルト運河気持ちのいいサイクリングコースもあります。

秋に話題にした秋を感じるハイキングコースもあります。


Stmmaersdorfの一角の広場にChristkindlmarktが開かれていて、小さな屋台がぐるりと外側に真ん中を囲むように並んでいます。

ここに来る人はほぼ100%地元の人で、ほとんどがこの界隈に住んでいる人だと思います。

簡易テーブルもいくつか出されていて、ここでもやっぱり多くの皆さんがプンシュを飲んでいます。



 

広場にある昔の井戸にロウソクが立てられていました。

ひとつはロウソクが燃え尽きていて、3本が灯されていますがアドヴェントクランツのように見えます。

ちょっとした舞台があり、そこにはクリスマスツリーが飾られていて、子供達がはしゃいでいて、写真を撮ってる方も多くいました。

 

市庁舎シェーンブルン宮殿シュテファン大聖堂などのChristkindmarktとは全く雰囲気が違う、本当にローカルなChristkindlmarktです。

ここのプンシュとソーセージはおいしかったです!



 

ところで今日12月5日はKrampsの日で、悪い子にしていた子供達にはKrampus (鬼)がやって来るということになっています。

             → Krampus (クランプス)について

 

 

明日話題にしますが、次の日の12月6日は"ニコロ"と親しまれているカトリックの聖人ニコラウスの日です。

この聖人ニコラウスからサンタクロースが生まれることになります。

 

 

 

 

 

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