ウィーンではMQのクリスマス市が11月5日とずいぶん早くから始まり、11月13日から市庁舎のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市、アム・ホーフのクリスマス市やシュピッテルベルクのクリスマス市、11月20日からフライウング、ベルヴェデーレ宮殿、カールス広場のクリスマス市と続々オープンし始めました。
ウィーンの街はクリスマスの雰囲気一色となります。
この時期クリスマス市でたくさんの人が飲んでいるもの・・・それはPUNSCH(プンシュ)です。
Glühwein (グリューワイン)も習慣的に多く飲まれていますが、クリスマスの時期と言えばやっぱりプンシュですね。
先日,仕事の帰りに、やっと今年初めてのプンシュを飲むことができました。
Punschには色々な種類がありますが、この時期どこでも飲むことができます。
プンシュはグリューワインと違い、多くはラム酒が入っています。
オレンジプンシュやイチゴプンシュは定番です。
場所によってはターボプンシュとか、フランツ・ヨーゼフプンシュ、シシィプンシュなんていうものもあります。
私が今年最初に飲んだプンシュはこの写真に見られるPfirsich-Marille-Punschです。
桃と杏子のプンシュで、ちょっと他にはあまりない組み合わせに惹かれました。
どこのクリスマス市でもプンシュは必ず提供されていて、最初はカップ代込みでお金を払います。
飲んだ後、そのままカップを持ち帰ることができますが、同じクリスマス市内でプンシュが売られている屋台でカップを返せばカップ代のお金が戻ってきます。
私が飲んだ写真のプンシュは
シュテファン大聖堂のクリスマス市で飲んだものです。
2013年のシュテファン大聖堂のクリスマス市のプンシュカップは同じ靴型ですがえんじに近い色でした。
去年2014年もここは靴型でしたが青紫色でした。
ここはカップ代が3ユーロでプンシュ自体は3.50ユーロです。
カップ代は均一ですがプンシュは種類によって値段が異なります。
ちなみにプンシュカップのことをこちらでは"Häferl" (へーフェルル)と言われています。
シュテファン大聖堂の目の前で行き交う人々を眺めながらのプンシュは仕事が終わった後のちょっとした安らぎを楽しませてくれました。