こちらは、このコーナーで登場する建物に囲まれた広い中庭空間とは違っていてとても狭い
中庭空間です。
一見すると知られざる美しい中庭風景14の2枚目の写真に雰囲気が似ていますが、もちろん別の場所です。
バルコニー構造のパヴラッチェンが印象的で、バルコニー自体もちょっとおしゃれです。
それぞれの階を結ぶ階段ホールの途中にも窓が開けられています。
そのため、本来のバルコニーに出られる階の窓と階段途中の窓とで高さのズレがあり、
それがまた視覚的に美しい効果を演出しています。
それぞれの階は3/4周することができます。
この空間に足を踏み入れると思わずカメラを向けたくなります。
ここは意外なことにウィーンのモーツァルトハウスです。
日本で言う2階にモーツァルトは実際に住んでいました。
モーツァルトの生涯の中で最も充実したひと時でした。
この界隈にはパヴラッチェンを持った美しい中庭が多くあります。