ウィーンは森の都と言われる通り、ヨーロッパの街の中では街の面積に対して緑の比率が最も多い街です。
リンク道路沿いだけでも5つ公園があり、外側にもたくさんの公園や街路樹が多い通りがたくさんあり、様々な花も植えられています。
シェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、王宮庭園、国民庭園は"公園"ではなく"庭園"ですね。これらはオーストリアの国で管理していますが、それ以外の市立公園や市庁舎公園などはウィーン市の管理になっています。
このコーナーにもよく登場している私が好きなヒルシュシュテッテンの花壇庭園などは地元で有名な花の公園です。
街中の緑や花はウィーン市のMagistratsabteilung 42が管理していて、蝶をシンボルとしているマークを至る所に見ることができます。
これだけたくさんの木や花に定期的に水をあげるのは大変なことだな~とよく思っていたのですが、ある時街中を歩いているとウィーン市の係りが街路樹や花に水をあげている光景を見ました。
ここはPraterstraßeという地元でも知られた大きな通りで現在のウィーン2区の一角です。
この道路の両車線の真ん中にちょっとした花壇が設けられています。
ウィーン市の水を撒く散水車が活躍して花に水をあげています。
小型トラックの後ろには水が入ったタンクが取り付けられていて、長いアームのシャワーから水が噴き出しています。
この散水車はこの場所にハザードランプを点滅させながら5分ぐらい停車していました。
当然後続車をブロックしますが、後続車は慣れた様子でよけていきます。
この界隈のホテルから仕事が始まる日で、ホテルに向かう途中朝8:00頃の光景です。