朝夕と日中の気温の差が大きくなってきて秋を感じるウィーンです。
ここ数日の天気は小雨や曇りで灰色的です。
そこで青空が見たいので、曇りになる前のいい天気の時の画像を紹介します。
やっぱりヨーロッパの街は天気が良くて、青空が見えればより街も美しく見えます。
ウィーンの街には荘厳な建造物が多く建ち並んでいますが、青空のもとで見ればとても映えて見えます。
日本からの団体ツアーでシェーンブルン宮殿と同様に多く訪れるベルヴェデーレ宮殿は重要なバロック建築で、"バロック様式"をテーマにすればシェーンブルン宮殿よりも高く評価されています。
ここ毎日ベルヴェデーレ宮殿を御案内していますが、青空で見るベルヴェデーレ宮殿は改めて素敵な建造物です。
私がこのブログコーナーに掲載する写真は画像のサイズを小さくする以外は一切何も加工していません。
実際に写真にそこまで気を使う時間もないわけですが・・・。
そのためこのベルヴェデーレ宮殿ももちろんそのまま掲載しました。
澄んだ青い空の色と宮殿のバロック様式のコントラストが見事です。
前述したシェーンブルン宮殿はマリア・テレジアの時代の1749年に現在見られるような姿になっていますが基本的な形は18世紀初頭に建築されています。
そのためこのベルヴェデーレ宮殿の方がシェーンブルン宮殿よりも25年ほど遅い、つまり
オーストリアバロックの全盛期に建築されていますから装飾もこちらの方がずっと豊かというわけです。
ベルヴェデーレ宮殿に行ったらやっぱりこの上宮の後ろに行きたいですね。
そこにはウィーンの旧市街地に向かっての美しい眺めが広がります。
では今日の最後にその美しい眺めをお楽しみ下さい。