日本のお客様から観光中によくトイレの質問があります。
午前中に全員で観光し、午後フリータイムなどがある場合です。
歩いている時にトイレに行きたくなった時に・・・ということですが、添乗員さんなどは
たいてい「街中のカフェに入ってトイレを」と言われています。
それもひとつの方法ですね。
ホテルに入ることもできますが、宿泊客ではないのでちょっと心が痛いかもしれません。
個人であればカフェでもホテルでも、「すみません、トイレを使わせて頂けますか?」と言えば、カフェで何も頼まなくても、またホテルの宿泊客ではなくても快く貸してくれることがほとんどです。
でもそれがちょっと敷居が高く感じれば公衆トイレがいいでしょう。
多くの地下鉄の駅などには公衆トイレが設置されています。
このコーナーではすでにトイレについていくつか書いていますが、今日はまたちょっと意外な場所にある公衆トイレです。
こちらは国立オペラ座からも近い
王宮庭園 (Burggarten)にある公衆トイレです。
"WC"と書いてあるのでトイレということがわかりますが、それがなければ全くトイレには見えませんね。
後ろにはカフェPalmenhausが見えていて、この界隈の荘厳な建築物に合わせるかのようなトイレの入り口です。
国立オペラ座裏側のアルベルティーナの壁のすぐ下にはソーセージスタンドがあり、その後ろを行くとこの王宮庭園に入れる入口がありますので、リンク道路側からではなくてもここに入れます。
ここから入るとトイレがあるなんてことには気づきません。
そもそもここはカフェPalmennhausを見ればわかるようにトイレの入り口の水準よりも高いですから、上からはわからないわけです。
でも落ち着いて見るとトイレの上のあまり目立たない所に"WC"の案内表示があります。
この入口の木の扉をくぐると、中は
結構広い空間になっていて、男女に
分かれています。
写真は男性用ですが、トイレの扉の
所には50セント入れるような仕組み
になっています。
つまりここは有料トイレです。
小銭がなくてもこの空間にはトイレ担当の人がいるので小銭に両替してくれます。
この王宮庭園のトイレはちょっと灯台下暗し的なトイレで、この王宮庭園に実はトイレが
あるという雰囲気ではありません。
シェーンブルン宮殿庭園にある公衆トイレ、Opernpassageの新しい公衆トイレ、
フンデルトヴァッサーのトイレ、えっ!!・・・と思う名物トイレなど結構話題にしていましたね。(笑)