荘厳な建造物が建ち並ぶ夜のウィーンの街は、昼間とはやっぱり雰囲気が違います。
かなりの数の建物がライトアップされています。
日本での大きな街は・・・新宿や渋谷のように様々な店の看板などがライトで灯され、ゴチャゴチャして無秩序に見えるのが当たり前です。
ウィーンの夜は逆にある意味ではシンプルで、静かな雰囲気です。しかし様々な建築様式からなる建物がちょっと下から照らし出すようなライトアップの演出によって浮かび上がってくるように見え、とても効果的です。
今日はその美しいライトアップ第4弾です。
美しいライトアップ 、美しいライトアップ 2 、美しいライトアップ 3 もどうぞ。
こちらはウィーンの市庁舎の一番下の部分で、ゴシック様式の美しいアーチが並んでいます。
地面からの階段が見られますが、
このアーチ部分はちょっと高い
水準に作られています。
市庁舎自体のライトアップは前回の美しいライトアップ 3で見られます。
厳密には街灯なのですが、それが
この市庁舎の建築様式と見事にマッチしていますね。
このアーチ部分は、アーチ構造で内側部分を紹介しています。
こちらはこのコーナーでも何回か登場しているGriechengasseで、ウィーン最古のレストラングリーヒェンバイスルがある中世的小路です。
建物のライトアップとはちょっと違うかもしれませんが、この壁の街灯が何とも言えない石畳のこの界隈のノスタルジックな雰囲気を演出しています。
中世の住居塔の1枚目の写真ではここの昼間の雰囲気を掲載しています。
暗くなって昼間の雑踏がなくなった夜のウィーンの街は、同じ場所でも昼間とは違うまた別の姿を見せてくれます。
かつての帝国の都であるウィーンは今でもそれを感じることができます。