このウィーンのちょっと珍しいアングルシリーズもだいぶ定着してきました。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル23ではシュテファン大聖堂内部を上の方から見た
光景を紹介しました。
今回はちょっとウィーン中心部から離れています。
この写真をちょっと珍しいアングルのカテゴリーに入れていいかはわかりませんが、ぽつんと立つ教会の塔がとても印象的で、手前の緑と合せて情緒がある光景です。
この教会は近くに行かない限りこの場所からでなければこのような姿で見ることはできません。
緑が豊かなこの場所は実はシェーンブルン宮殿の庭園です。
シェーンブルン宮殿と言っても、宮殿の裏側に広がるグロリエッテが見える場所ではなく、正門から見てずっと
西側に行った一角です。
Pfarr教会マリアヒーツィングという名前のこの教会はゴシック様式の塔が印象的です。
シェーンブルン宮殿の庭園の限られた場所から見えるということでここに
含めました。
こちらはウィーンのギュルテルという環状道路から近い16区のある住宅(アパート)の最上階のテラスからの眺めです。
ギュルテルはかつてのLinienwallと言われた2つ目の城壁があったライン沿いに作られた大きな道路です。
ウィーンの街の集合住宅の装飾豊かな外観に慣れていると屋根の部分はおもしろく見え、そこから飛び出している煙突が新鮮です。
通りの水準で見られる建物の雰囲気と、最上階から見る雰囲気では全く違います。
どの集合住宅もたいていDachgeschoß (屋根裏階とか屋根裏部屋)が存在します。