朝夕と日中の気温の差が大きくなってきて、秋らしくなってきたウィーンです。
街中の街路樹やシェーンブルン宮殿の木々などを見ても秋を感じます。
しかしまだまだカフェやレストランもテラスが出ていて外でお茶をしたり食事をしたりする人が多いです。
今年の夏は大変暑かったので、いつもよりも忙しかったアイスサロンにもまだまだたくさんの人が座っています。
そのアイスに代わるものとして焼き栗があり、街中に焼き栗スタンドが出始めました。
街中に小さな小屋が建ち、そこにはドラム缶のようなものがたいてい2つ並んでいます。
(場所によっては1つの所もありますが・・・)
スタンドではたいてい以下の3種類のものを売っています。
Heiße Maroni (熱い焼き栗) (ハイセマローニ)
Bratkartoffeln(焼きポテト)(ブラートカルトッフェルン)
これには普通は塩をかけますが、ケチャップをかける人もいます。
Kartoffelpuffer (ポテトパンケーキ) (カルトッフェルプッファー)
これにはニンニクをぬって、塩をかけて食べるのが定番です。
ドラム缶にはこのように焼き栗、焼きポテト、ポテトパンケーキと3種類見られます。
写真の上から焼きジャガイモ、ポテトパンケーキ、焼き栗です。
焼かれる場所は、この下にあり、炭火で焼かれています。
どれも大変熱くて、寒い時期にピッタリです。
右上の写真はブラートカルトッフェルンで、三角錐の形をした小さな袋にいっぱいいれてくれて、塩がかけられています。
街中を歩くとついつい食べたくなって買ってしまいます。
焼き栗は日本の甘栗と違って、純粋な栗の味です。
ここで紹介した焼き栗スタンドはグラーベンにあるものですが、ここの焼きジャガイモは1.90ユーロです。
焼き栗スタンドには必ず全ての値段が書いてあります。
焼き栗はたいてい2種類値段が書かれていて、焼き栗の数によって値段が違います。
それぞれのスタンドによって若干値段の違いがありますし、実は味も違っています。
焼き栗スタンドが出始めると、もう秋か~、冬が近づいているんだな~・・・と思います。