ウィーンはヨーロッパでも車の所持率が結構高い街で、そこらじゅうに路駐を見ることができます。お客様からもよくこの路駐についての質問を受けます。
日本ではこの路駐状態は考えられないですものね。
ウィーンは公共交通機関がとても発達していますから、ウィーンに住んでいれば"車"は必ずしも必要はないでしょう。
しかし、オーストリアは郊外に美しい風景が広がってますから、当然ドライブしたいと思いますし、車があれば何かと便利です。
私は日本では車に乗ってましたがウィーンに住み始めの頃は、数年車なしの生活をしていましたが、全く不便さは感じませんでした。
しかし、今は車なしでの生活は考えられなくなってしまいました。
やっぱり家族と色々な場所に気軽に出かけたいですからね。
ヨーロッパは陸続きですし、オーストリアは8か国に囲まれている内陸国ですから、車でも簡単に他の国に入れます。
陸続きとは言え、それぞれの国は法定速度が違っていたりするので、外国を走る時は
少し慎重になりますね。
さて、今日はオーストリア周辺の国の交通違反をした時の罰金がどのくらいなのかという
ちょっと変わったデータを見てみましょう。
※Verkehrsclub Österreich より
国 |
時速20kmオーバー |
酒気帯び運転 |
運転中の携帯電話 |
イタリア |
€170~ |
€530~ | €160~ |
スロヴァキア |
€150~ | €200~ | €20~ |
ハンガリー |
€100~ | €990 まで |
€100 まで |
クロアチア |
€65~ | €90~ | €65~ |
チェコ |
€60~ | €100~ | €60~ |
ドイツ |
€35 まで |
€500~ | €60 |
スロヴェニア |
€80~ | €300~ | €120 |
オーストリア |
€30~ | €300~ | €50 |
同じヨーロッパでもかなりバラつきがあります。
時速20kmオーバーの場合はイタリアが非常に高い罰金額です。
逆にオーストリアは安いです。
酒気帯びはどこでも高いですがチェコやクロアチアはかなり安いですね。
私も罰金を取られたことがあります。
警察が速度取締をしていない30km/h規制の道路で、43km/hで走ったようです。
知らずに罰金の通知が送られてきて、何時にどこで時速何キロで走っていたかが記されていました。
13kmオーバーにもかかわらず、45ユーロぐらい払ったと思います。
今考えてみれば自動取締機が作動していたんでしょうね。
オーストリアは警官が路上で(たいてい隠れていてすぐには気づかない場所)スピード違反の取り締まりを行っている光景をよく見ます。