ウィーンによく見られるこの時期の花 120 (セイタカアワダチソウ)

ウィーンは7月の1週目から年度末のバカンスシーズンが始まり、(いわゆる夏休み)地元の方がそれぞれバカンスを楽しみます。

学校も休みですから、親御さんたちは子供達に合わせて休暇を取るわけですね。

9月から新年度が始まります。

学校も今週9月7日の月曜日から始まり、通常の生活が戻って来ました。

さて、そんな時期を象徴するかのようにこの時期にたくさん見られる黄色い花について少し書きたいと思います。

 

こちらは、ドイツ語で

Goldrute(ゴルトルーテ)、

学名ではSolidago 、

日本ではセイタカアワダチソウと呼ばれているものです。

 

キク科のアキノキリンソウ属で

多年草です。 アキノキリンソウ属は100種類程

あり、原産は北アメリカです。

 

セイタカアワダチソウという名は、背が高く、花が泡立っているように見えることから来ているそうです。

 


 

これはおそらくKanadische Goldrute(カナーディッシェ ゴルトルーテ)、

学名ではSolidago canadensis ではないかと思います。

 

開花時期は7月~10月、高さは50cm~2.5mぐらいになります。左上の写真は人間の身長よりもはるかに高いです。

花の色は黄色で、5mmぐらいの花がたくさん棒状のように、それが時として垂直に、

または垂れ下がって咲いています。

 

葉は7cm~15cmぐらいで、葉の先端に向かってギザギザしている特徴があります。

ヨーロッパでは記録としては1644年以来から確認できます。

 

自然の中でもたくさん見られ、庭などにも多く咲いています。

うちの庭にも時と共に自然に咲いているセイタカアワダチソウがいくつかあります。

 

写真は2015年8月22日13:00頃にマルヒフェルト運河近くで撮影したもので、

自然に生育しているセイタカアワダチソウです。

9月のこの時期でもまだまだたくさん咲いています。

 

 

 

 

 

 

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