ウィーンには地元の企業を始め、様々な外資系企業があり、また国連都市ということもあって各国の政府関係者、報道関係と色々な人が駐在しています。
かつては日本の企業も多くウィーンにはありましたが、日本経済の影響からかなりの企業が
撤退しました。
日本から駐在する場合は、それだけ余計な費用がかかるわけですからね。
さて、地元オーストリアでの重要企業の今年度のトップ10が今年7月に発表されたので、
どんな企業が名を連ねているか見てみましょう。
※eurobrand より
(1EUR=¥100 で計算しています)
1.Red Bull (エネルギードリンク) |
1兆5463億円 |
2.Swarovski (クリスタル) |
3473億円 |
3.Novomatic (Casino) |
2621億円 |
4.Spar (スーパーマーケット) |
2177億円 |
5.Casino Austria |
2109億円 |
6.Raiffeisen (銀行) |
2070億円 |
7.Telekom (電話情報テクノロジー) |
2029億円 |
8.ÖBB (オーストリア国鉄) |
1773億円 |
9.ERSTE (銀行) |
1489億円 |
10.OMV (鉱油、ガス) |
1366億円 |
Red Bullが圧倒的な差をつけて1位です。日本でも知られているこのエネルギードリンクは
モーツァルトが生まれたザルツブルクに本社があります。
スヴァロフスキーのクリスタルも日本では有名ですね。
日本からの皆さんもウィーンで買われる方が多いですが、本社はチロルで、インスブルック
のそばにあるWattensです。
銀行の利子がつかない中、それでも2つの地元で有名な銀行も入っています。
10位にランクしているOMVはウィーン国際空港から中心に向かう時に左側に見える巨大な石油精製所でお馴染みです。
その他地元で有名な企業がランクインしています。
一昨年2013年のオーストリア重要企業ベスト10はこちらから