このブログコーナーでは何をテーマにしようか・・・なんてことは考えておりません。
ウィーンの街はとても奥が深いヨーロッパ文化が凝縮した街ですから、あらゆる角度から
思い立ったことをまとめているので、とてもためになる内容から、しょうもない内容まで
様々です。(笑)
以前、えっ!!・・・と思うトイレとか、オペラ座そばの名物トイレとかを話題にしていますが、今日はおそらく地元の人しか知らないトイレについて触れてみたいと思います。
オーストリアの世界遺産のひとつになっているシェーンブルン宮殿はウィーンに初めて来た人は誰でもたいていは見学するでしょう。
マリア・テレジア時代に最終的に
完成した重要なバロック建築で、
宮殿内部は美しいロココ様式です。
見学後は庭園に行くのも定番で、
幾何学模様の美しい庭園と
丘の上に立つグロリエッテが印象的です。
庭園の一角には地元で大人気の、
営業している動物園では世界最古の動物園があります。
もちろん動物園の中にはちゃんとしたトイレがあり、庭園内にあるカフェやレストランなどにもちゃんとしたトイレがあります。
通常庭園に行くのは宮殿を正面から見て、右回りでフジの美しいアーチを見ながら後ろに
行きます。庭園に行ってのんびりと散策する人も多いですし、地元の人達もジョギングしたり散歩をしたりとのんびりくつろいでいます。
上の写真はずっと奥にシェーンブルン宮殿が見える並木道です。
そんな庭園の一角にちゃんとした公衆トイレがあります。
こちらがシェーンブルン宮殿庭園内にある公衆トイレで、一見トイレっぽく見えません。
庭園内の一角にある温室や、王宮庭園にあるカフェ パルメンハウスのスタイルによく似ています。
写真が2枚あるので、トイレが2つあるように見えますが、実際にトイレはひとつで、
左が女性用側で、右が男性用側から撮影しています。
自分もここで用を足したこともありますが、中は綺麗で清潔でした。
写真のこの公衆トイレは、通常の庭園へのルートでは見ることができません。
シェーンブルン宮殿のMeidlingtorから入り、すぐ左に奥まで進んでいくと見られます。
ちなみにシェーンブルン宮殿の庭園にある公衆トイレはここだけではなく、宮殿に近い所にもまだあります。