ウィーンは毎日35℃前後という猛暑日が続いています。
私は仕事は大好きですが、この猛暑日に毎日全日で仕事をしているとさすがに疲れが溜まってきているのを感じます。
夜も暑くて寝苦しい日が続いていますので、翌日体力が完全には復活しないんですね。
日本も猛暑日の連続で、その傍ら天候が不安定ですから局地的に大雨も降っていますね。
この雷を伴った局地的大雨はこちらではよくあることで、"Gewitter"と言われています。
しかしこちらは35℃以上あると言っても、湿気が少ないので、日本のような不快感はなく、日陰に行けばかなり凌げます。
でも日差しは日本よりも強いですから、かなり暑く感じます。
日本からのお客様から「こんなに暑いんですか~?」とか、「こちらに来れば快適だと思ったのに・・・」などと毎日聞かれます。
一昨日、ツアーの皆様が泊まったホテルの冷房が故障していたらしく、暑くて耐えられないからなんとかして下さい・・・という声があがって、添乗員さんは大変でした。
さて、この暑さの中でウィーンの街中にある飲料水スタンドは大活躍です。
ウィーンの街には特定の場所に2年前から飲料水スタンドが秋の始めまで設置されていて、
誰でも飲むことができるようになっています。
写真はグラーベンに置かれている飲料水スタンドです。この場所からはウィーンのシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂がよく見えます。
連日の猛暑日で、飲料水スタンドは御覧のように行列状態です。
このスタンドは両側から水が飲めるようになっていて、水道の部分を押すと、特定時間水が
飛出し、勝手に止まります。
直接ここで飲む人や、持参のペットボトルに水を補給する人の姿が後を絶ちません。
私も徒歩観光でここを通った時には日本の皆さんとここで水を飲んで少しリフレッシュを
しています。
ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水という、とっても贅沢な街です。
家庭の水道をひねればエビアン水が出てくるようなものです。
そこからウィーンのカフェはひときわおいしいわけです。
今日も暑くなりますが、ウィーンに来た方はバテないようにのんびり観光して下さい。