ウィーンはかつての帝国の都だったので、荘厳な建築物がたくさん見られ、様々な様式の
建物が見られます。
歴史的に言われない普通の人が住んでいる集合住宅だって、豊かな装飾があったり、
古典的な様式で作られていたりするので、街を歩いているだで楽しいです。
そんな古典建築とは全く違い、独特な個性を持った、そしてカラフルな色をふんだんに使用し、一度見たら忘れることのないフンデルトヴァッサーはウィーンの画家として大変人気が
あります。
このコーナーでもフンデルトヴァッサーハウス 1, フンデルトヴァッサーハウス 2や,
バルバラ教会を紹介しています。
さて、今日はこのフンデルトヴァッサーのトイレを見てみましょう!
フンデルトヴァッサーハウスに
行くと、その反対側には
"Hundertwasser Village"が立っていることに気づきます。
このVillageはフンデルトヴァッサー自身のコンセプトで外観と
内装が手掛けられ、1991年に
建てられました。
つまりフンデルトヴァッサーハウスの後ということになりますね。
この中に入ると入口付近にはいくつかのショップが並び、奥に行くとちょっと広くなったスペースにオープンカフェがあります。
そのカフェを通り抜け、その奥にある階段を下りて地下に行くとこのトイレに出会えます。
こちらは男性の小用空間で、壁のうねりとフンデルトヴァッサー特有のカラーが見られ、
床も一見統一性がなく張られています。しかし、壁の雰囲気と見事なフンデルトヴァッサー
の世界を感じることができます。
右上の写真は手を洗う流しで、ここももちろんフンデルトヴァッサーの世界を見ることができます。鏡も個性がありますね。
フンデルトヴァッサーハウスは市営住宅ですから中には入れませんが、このVillageは
是非入ることをお勧めします。ここに入るのは無料です。
しかしトイレにはちょっとお金がかかりますが、それは入場料として考えて下さい。
十分ここで用を足す価値はあると思います。
トイレとしてちょっと話題性があるのは
えっ!!・・・と思う名物トイレもおもしろいですよ。