こちらはドイツ語でSommerflieder
(ゾンマーフリーダー) とか、Schmetterlingsstrauch
(シュメッターリングスシュトラウホ)とか呼ばれています。
学名ではBuddleja davidii 、
日本語ではフサフジウツギです。
フジウツギ科でフジウツギ属です。
フジウツギ属は世界には約100種ほどあるそうです。
"ゾンマーフリーダー"を日本語にして
夏ライラックなんていう名になりそうです。
でも春に咲くウィーンでもたくさん見られるライラックとは違いますが、よく似ています。
ウィーンによく見られるこの時期の花100(ライラック)も見て下さい。
原産は東アジア(おそらく中国)で、日本には明治時代にヨーロッパで改良されたものが入って来たそうです。
高さは4mぐらいまでで、開花時期は7月~9月です。
薄い紫色が非常にポピュラーですが、赤っぽいものやまれに白もあります。
ひとつひとつの花は1cmぐらいで、全体で円錐状に密集して咲き、長さは10cm~30cmぐらいで、先が垂れ下がったように咲いています。
写真のフサフジウツギは2015年7月9日 8:15頃、ウィーン西駅近くのGürtelに咲いてたものです。
こちらではZierpflantze (観賞用)として、庭や公園などに多く見られます。