ウィーンによく見られるこの時期の花 115 (ノウゼンカズラ)

35℃を超える暑い日が続き、ここ数日やっと過ごし易い気温になりました。

でも日差しはかなり強いので、太陽に下にいるとかなり暑く感じます。

この夏の時期はこの季節を感じさせる花が多く咲く中で、今年もこの花を少し取り上げたいと思います。

 

こちらはドイツ語でTrompetenblumen (トロンペーテンブルーメン)

Klettertrompete とかTrompetenwinden...などと呼ばれています。

日本語ではノウゼンカズラです。

 

ドイツ語のTrompetenはトランペットで、花の形がラッパに似ていることからそう呼ばれています。

 

学名ではCampsis 、ノウゼンカズラ科のノウゼンカズラ属で、落葉性でつる性です。

 

原産は中国で、日本へは平安時代に入って来たそうです。

(Campsis grandiflora)

日本ではこのノウゼンカズラが多いようです。

 

ちなみにアメリカノウゼンカズラ (Campsis radicans)もあって、こちらは北アメリカ東部が原産で、日本には大正時代末期、ヨーロッパには観賞用として17世紀に入って来ました。

花の色は赤や、赤みがかったオレンジ色です。

花の筒がノウゼンカズラより細長く、直径が狭いようです。

 

ノウゼンカズラ属のほとんどがノウゼンカズラ、アメリカノウゼンカズラそしてそれらの交配種からなるようです。

 

 

 


 

開花時期は7月~9月で、高さは2m~5m、花の直径は6cm~10cmぐらいです。

オレンジ色のラッパ状の花をたくさん咲かせます。

雨や風が強い時などは花が落ちやすいく、花に香りがないのも特徴です。

 

観賞用としてとても人気があり、この写真のように庭の柵などに多く見られます。

写真は2015年7月9日 7:00頃のものです。

 

こちら右の写真はうちの庭に咲いている

Große Klettertrompete  "Madame Galen"

    (マダム・ガレン)   (Campsis × tagliabuana) です。

 

ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの

雑種で、原種よりも花が落ちにくく、強くて逞しく、

どんどん生育します。

 

 

 

 

 

 

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