35℃を超える暑い日が続き、ここ数日やっと過ごし易い気温になりました。
でも日差しはかなり強いので、太陽に下にいるとかなり暑く感じます。
この夏の時期はこの季節を感じさせる花が多く咲く中で、今年もこの花を少し取り上げたいと思います。
こちらはドイツ語でTrompetenblumen (トロンペーテンブルーメン)
Klettertrompete とかTrompetenwinden...などと呼ばれています。
日本語ではノウゼンカズラです。
ドイツ語のTrompetenはトランペットで、花の形がラッパに似ていることからそう呼ばれています。
学名ではCampsis 、ノウゼンカズラ科のノウゼンカズラ属で、落葉性でつる性です。
原産は中国で、日本へは平安時代に入って来たそうです。
(Campsis grandiflora)
日本ではこのノウゼンカズラが多いようです。
ちなみにアメリカノウゼンカズラ (Campsis radicans)もあって、こちらは北アメリカ東部が原産で、日本には大正時代末期、ヨーロッパには観賞用として17世紀に入って来ました。
花の色は赤や、赤みがかったオレンジ色です。
花の筒がノウゼンカズラより細長く、直径が狭いようです。
ノウゼンカズラ属のほとんどがノウゼンカズラ、アメリカノウゼンカズラそしてそれらの交配種からなるようです。
開花時期は7月~9月で、高さは2m~5m、花の直径は6cm~10cmぐらいです。
オレンジ色のラッパ状の花をたくさん咲かせます。
雨や風が強い時などは花が落ちやすいく、花に香りがないのも特徴です。
観賞用としてとても人気があり、この写真のように庭の柵などに多く見られます。
写真は2015年7月9日 7:00頃のものです。
こちら右の写真はうちの庭に咲いている
Große Klettertrompete "Madame Galen"
(マダム・ガレン) (Campsis × tagliabuana) です。
ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの
雑種で、原種よりも花が落ちにくく、強くて逞しく、
どんどん生育します。