ウィーンによく見られるこの時期の花 113 (ラベンダー)

毎日30℃を超えていたウィーンの街ですが、先々週の月曜日から気温が下がって、涼しくなり過ごし易くなりました。街中では上着を着ている人を多く見かけます。

気温が下がる時にはよく悪天候になり大量の雨が降ってくるので、例えばZwettlt地域では

かなり浸水がありました。

 

さて、今日のこの時期の花は地元で人気のあるラベンダーです。

 

 

ドイツ語ではEchter Lavendel,

学名ではLavandula officinalis,

日本語ではラベンダーです。

シソ科のラバンデュラ属で、

原産は地中海沿岸で、種類が多く

40種類ぐらいあり、日本には

江戸時代末期に入って来たようです。


学名のLavandulaはローマ時代、

入浴する時の香水として使われたことから来ています。

エジプトや古代ギリシャ時代から

使われていました。


ヨーロッパ各地での様々な品種改良が行われたこともあり、呼び名や学名がかなり混乱していて、現在でも研究が進められているそうです、





開花時期は6月~8月、高さは1mぐらい、唇の形のような青っぽい薄い紫色の花を咲かせ、

花の大きさは1cmないぐらいでしょうか。

強いアロマ的な香りが特徴です。

全体的に細く、上に向かって伸び、大量に咲いています。


葉の色は光のかげなどによって灰色っぽく見える時もあります。

標高1700mぐらいまでの日当たりが良く、乾燥した場所、石灰地質を好みます。


写真のラベンダーは2015年6月13日7:50頃撮影した、カールス教会前のRessel公園の

ものです。








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