毎日30℃を超えていたウィーンの街ですが、先々週の月曜日から気温が下がって、涼しくなり過ごし易くなりました。街中では上着を着ている人を多く見かけます。
気温が下がる時にはよく悪天候になり大量の雨が降ってくるので、例えばZwettlt地域では
かなり浸水がありました。
さて、今日のこの時期の花は地元で人気のあるラベンダーです。
ドイツ語ではEchter Lavendel,
学名ではLavandula officinalis,
日本語ではラベンダーです。
シソ科のラバンデュラ属で、
原産は地中海沿岸で、種類が多く
40種類ぐらいあり、日本には
江戸時代末期に入って来たようです。
学名のLavandulaはローマ時代、
入浴する時の香水として使われたことから来ています。
エジプトや古代ギリシャ時代から
使われていました。
ヨーロッパ各地での様々な品種改良が行われたこともあり、呼び名や学名がかなり混乱していて、現在でも研究が進められているそうです、
開花時期は6月~8月、高さは1mぐらい、唇の形のような青っぽい薄い紫色の花を咲かせ、
花の大きさは1cmないぐらいでしょうか。
強いアロマ的な香りが特徴です。
全体的に細く、上に向かって伸び、大量に咲いています。
葉の色は光のかげなどによって灰色っぽく見える時もあります。
標高1700mぐらいまでの日当たりが良く、乾燥した場所、石灰地質を好みます。
写真のラベンダーは2015年6月13日7:50頃撮影した、カールス教会前のRessel公園の
ものです。