このコーナーでもよく話題にするヒルシュシュテッテンの花壇庭園は個人的に好きな所で、
おにぎりを作って家族としょっちゅう出かけます。
ここは様々な花が植えられているだけでなく、テーマごとに分けられたコーナーや、温室、動物達も放し飼いされていたり、ミツバチを観察できたり、遊び場や迷路もあってかなり
楽しめます。
この花壇庭園の一角に、最近民家の庭を再現したコーナーがオープンし、8つの異なった個性ある庭を見ることができます。
今日はそれをちょっと話題にします。
まず左上はパーティーガーデンで、スタンドタイプのテーブルが配置されて、広い空間の
外側には長いベンチのようなものが見えます。どこかの屋上に特別に設置された空間のように見えます。
右上はシニアガーデンです。真ん中に花壇が大きく置かれ、周りを歩くことができ、
さらにへいの下にも囲むように花壇があり花が植えられています。
左は四季の庭で、地面にタイルが貼られていて、木製のベンチやへいが使われています。
右は自然庭園で池が作られています。全体で90m²とは思えない広い空間で、石垣が印象的
です。
左は屋上テラスです。ちょっとリゾートホテルの中庭的な空間です。
右は収集庭園で、何世紀にもわたって存在している植物を集めています。
左はファミリーガーデンで、オーストリアの郊外にある典型的な庭のスタイルでしょうか。
右は実用的な自給自足ガーデンで、野菜類などが植えられ、ここから自ら収穫します。
これはヒルシュシュテッテン花壇庭園のひとつのアイデアで、決して広くない空間も
工夫次第では様々なタイプの庭を演出できるということを紹介しています。
実はどの庭も隣同士に作られていますが、それぞれの庭は独自の空間が演出されています。
この8つの個性ある庭は2015年5月1日にオープンしたばかりです。