早いもので5月も今日が最後の日となりました。
この時期のウィーンはWiener Festwochenを始め、イヴェントが多くあるわけですが、
昨日はSteffl-Kirtagについて少し触れました。
今日もウィーンの街中で昨日大々的に行われていたイヴェントについて紹介します。
このイヴェントは" WIENER STADTFEST" (ヴィーナー シュタットフェスト)という
お祭りで、ウィーン街祭り・・・なんていう意味になるでしょうか。
昨日5月30日に行われたこの街祭りは今年で32回目となりました。
このお祭りはオーストリアの政党のひとつである、国民党主催によるものです。
ちなみに国民党は"ÖVP" と習慣的に記され、"Österreichische Volkspartei"の正式名を持ち、1945年4月17日にウィーンのショッテン修道会で結成されました。
その他に、ウィーン市保険、ERSTE銀行やラジオウィーンなどがスポンサーとして
協力しています。
場所は王宮の英雄広場がメインで、その他王宮の中庭とミヒャエル広場で行われました。
一番上の右の写真はミヒャエル広場に設置されたステージです。
ここでは様々なアーティストがライヴを行いました。
英雄広場では、カン倒し、サッカーゴール、ムカデ競争、テニス、ミニピンポン、柔道、
バドミントン、バスケットボール、アーチェリーなどのスポーツ体験など、とにかく地元の子供達が楽しめる様々な遊びが提供されていて、大変な賑わいを見せていました。
昨日は九州のお客様との一日観光で、シェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、楽友協会ホール見学、最後は有名なデーメルで終わりという内容豊かな観光でした。
デーメルはミヒャエル広場の目と鼻の先ですから仕事が終わって、私もこのお祭りの雰囲気をしばらく楽しみました。
地元の家族連れの皆さんが多く、このようなイヴェントを見る度にウィーンの生活の
快適さを垣間見ることができます。