今年は5月21日にが初日で、毎年日が違います。
地元ウィーンではシュテファン大聖堂を愛称でSteffl (シュテッフル)と呼んでいます。
シュテファン大聖堂は、キリスト教の一番最初の殉教者であるシュテファヌスに捧げられている・・・ということでそこからStefflです。
Kirtagとは、Kirchweihで、いわゆる教会堂開基祭です。
一般的に開基祭とは、中世以来の教会奉納祭が地元の祭りに変わったものです。
数日間肌寒く雨も多かった5月ですが、この日からは晴天でウィーンに相応しい青空が
よりシュテファン大聖堂のゴシック建築を素晴らしく見せてくれています。
このシュテファン大聖堂のKirtagは2002年から毎年行われていて、今年で14回目ということになります。
クリスマス市のような屋台が多く出され、座るコーナーもあって、地元の人達はワインやビールなどを飲みながら、のんびりしていました。
この写真は全て、昨日5月29日のものです。
もうこの時間は結構暑くなっていましたが、朝方はまだ涼しく、また日陰は気温がかなり
違うので皆さんが上着を着ています。
今年のSteffl-Kirtagは6月10日まで開かれています。