これは"MERKUR"という地元で有名なスーパーのパンコーナーの一角で、焼き立てのパンがおいしそうに並んでいます。
ここに見られる4種類の三日月形のパンに色の点をつけました。
この三日月フォームのパン自体を基本的に"Kipferl" (キプフェルル)と呼ばれています。
しかし、地元では"Croissant"(クロワッサン)とも物によっては呼ばれています。
緑
これは"Mürbes Kipferl" (ミュルベス キプフェルル)です。
地元で人気のあるシンプルで若干甘みを感じる味で、バターとジャムの組み合わせでよく食べられています。
単純にKipferlと言うとこれを指します。
黄色
こちらは"Briochekipferl"(ブリオーシュキプフェルル)で、ちょっと光沢があり、外側が焼いた歯ごたえを感じます。
オーストリアではHagelzuckerという小さい角砂糖が振り掛けられている特徴があります。
青
こちらは"Buttercroissant" (ブッタークロワッサン)・・・バタークロワッサンで、いわゆるこちらで定番のクロワッサンです。
これを"Pariser Kipferl" (パリーザーキプフェルル)とも呼ばれています。
赤
こちらは"Laugencroissant" (ラウゲンクロワッサン)で、ちょっと縞模様的で濃い色が特徴です。
私個人的にはクロワッサンではこれが一番好きです。
生地が違ったり、見かけも違いますね。
味はそれぞれの好みということでしょうか。
マクドナルドではButtercroissantにチーズやハムがはさんである朝食がありますが、Kipferlはやっぱりバターとジャム(こちらではMarmelade)でいきたいですね!
ちなみにこちらでは"ジャム"とは言わず、"Marmelade" (マルメラーデ)と言います。