こちらの花はドイツ語では
Balkan-Windröschen
(バルカン・
ヴィントレースヒェン)、
学名ではAnemone blanda、
日本語ではハナアネモネとか
学名通りのアネモネ・ブランダ
とも呼ばれています。
キンポウゲ科のイチリンソウ属で多年草です。
イチリンソウ属(アネモネ)は150種類ぐらいあるそうです。
ドイツ語のWindröschenがアネモネになるわけですが、"風の小さい(可愛らしい)バラ"
という直訳です。
原産は地中海沿岸東部で、バルカン半島やキプロスなどに多く見られ、場所によっては
野生化しているものもあるそうです。
2015年4月3日16:30頃の撮影です。
開花時期は3月~4月で、花の色は青紫が一番ポピュラーで、白やピンクもあります。
花の大きさは2cm~4cm、花弁は12枚~20枚、高さは7cm~20cm,標高150m~1700m
ぐらいに見られます。
左の写真は紫だけのものですが、右は単独で咲いていた白のハナアネモネです。
その奥に咲いている濃い紫の花はクロッカスです。
このハナアネモネは観賞用としてとても人気があります。
撮影は左が2015年4月3日16:10,右は16:00頃です。