ウィーンによく見られるこの時期の花 90 (ヘレボルス)

先日PRASKACに行って来ました。

PRASKACは地元で有名なフラワーショップで、通常の花屋さんやウィーンの街にもある

大きなフラワーショップチェーン店などには置いていない花がたくさんあります。

またここには花のねこがあることでも有名です。

 

そこにはAstrogarten(アストロガルテン)という、ミニ庭園があるのですが、そこに咲いていたものです。

 

ドイツ語ではSchneerose,学名でHelleborus,日本語ではヘレボルスとかクリスマスローズという総称で呼ばれています。

 

キンポウゲ科のヘレボルス属(クリスマスローズ属)の多年草です。

 

ヘレボルスは種類が非常に多く、原種は20種類ぐらいあるそうです。

特に白のHelleborus niger はよく知られています。

 

ハッキリわかりませんが、写真のものはHelleborus orientalis(ヘレボルス オリエンタリス)かもしれません。

 

 

 

野生での原産はヨーロッパアルプス地域で、標高1900mぐらいまでに見られます。

 

開花時期は2月~4月で、高さ30cm~60cm、花の大きさは直径5cm~6cmぐらいでしょうか。

色も白だけでなく、ピンクや赤、赤紫などがあります。花を下向きにつける特徴があり、写真を撮るのに結構苦労します(笑)

 

根や茎に毒性があることで知られています。日本には当初観賞用ではなく薬用で入って来たとされています。

 

 

こちらでは観賞用としてとても人気があり、この時期庭などによく見られる花です。

 

写真は2枚共2015年3月16日10:45に撮影しています。

 

 

 

 

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