先日PRASKACに行って来ました。
PRASKACは地元で有名なフラワーショップで、通常の花屋さんやウィーンの街にもある
大きなフラワーショップチェーン店などには置いていない花がたくさんあります。
またここには花のねこがあることでも有名です。
そこにはAstrogarten(アストロガルテン)という、ミニ庭園があるのですが、そこに咲いていたものです。
ドイツ語ではSchneerose,学名でHelleborus,日本語ではヘレボルスとかクリスマスローズという総称で呼ばれています。
キンポウゲ科のヘレボルス属(クリスマスローズ属)の多年草です。
ヘレボルスは種類が非常に多く、原種は20種類ぐらいあるそうです。
特に白のHelleborus niger はよく知られています。
ハッキリわかりませんが、写真のものはHelleborus orientalis(ヘレボルス オリエンタリス)かもしれません。
野生での原産はヨーロッパアルプス地域で、標高1900mぐらいまでに見られます。
開花時期は2月~4月で、高さ30cm~60cm、花の大きさは直径5cm~6cmぐらいでしょうか。
色も白だけでなく、ピンクや赤、赤紫などがあります。花を下向きにつける特徴があり、写真を撮るのに結構苦労します(笑)
根や茎に毒性があることで知られています。日本には当初観賞用ではなく薬用で入って来たとされています。
こちらでは観賞用としてとても人気があり、この時期庭などによく見られる花です。
写真は2枚共2015年3月16日10:45に撮影しています。