ウィーンによく見られるこの時期の花  88 (ユキワリソウ)

この時期地元で人気のある、そして春の訪れを感じさせる花の1つと言えば去年も紹介したユキワリソウです。


やっぱりこの花もこの時期の話題に登場させたいと思います。

今年も至る所で咲いています。


ドイツ語でLeberblümchen

(レバーブリュームヒェン)、

学名ではHepatica nobilis,日本語ではミスミソウとか

ユキワリソウとも呼ばれています。

 

キンポゲ科、ミスミソウ属の多年草です。

 

高さ10cm~15cmぐらいで、場所によっては多く咲いているので遠くから見ると、一瞬スミレのように見えるのですが、全然違います。

 

石灰地質の森や山中の林の中や茂みに多く見られ、ヨーロッパ、東アジア、北アメリカなどの北半球の温帯地帯に広く分布しています。

日本にも4種が自生しているそうです。

 

 

開花時期は3月~4月で、花の直径は1.5cm~3cmぐらい、花弁は6枚~9枚で紫や青紫が圧倒的に多く、極稀に白もあるそうです。

夜と雨の時には花は閉じられます。

 

Leberblümchenは小さく可愛らしい花なので想像できませんが、根が地面に30cmぐらいは深く届くと言われています。

 

この2枚の写真は地下鉄駅のそばのちょっとした茂みに多く咲いていたものです。

 

こちらでは公園や庭など、もちろん森や茂みなどにも多く見られ、春先に早く咲く花として非常に人気のある花です。

 

2枚の写真は2015年3月9日の13:20分に撮影したものです。

 

 

 

 

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