Wand der Hoffnung (希望の壁)

ウィーンにはかつて"Linienwall"と呼ばれた2つ目の城壁があり、それが取り壊されて

Gürtel (ギュルテル)という大きな環状道路が作られました。

ベルヴェデーレ宮殿の正面側入口もそのギュルテルに面しています。


Gürtelには路面電車やオーストリア国鉄(ÖBB)の駅がいくつかあるわけですが、

そこに何気なくあったものについて少し書きたいと思います。


"WALL OF HOPE" ドイツ語では

WAND DER HOFFNUNGと書かれていて、希望の壁ということで、

壁に2面にわたって大きなパネルが掲げられ、そのパネルの中にはたくさんのセラミックのタイルが並べられています。

タイルにはカラフルな色で様々な絵が描かれています。

遠くから見ると一瞬大きなモザイクのようです。


これはウィーン20の小学校からの小学生達が、彼らの望み、夢、そして希望を表現した

プロジェクトで、そられを象徴する様々なものが描いてあります。

2001年6月20日以来からここに展示されています。


この場所はMatzleinsdorferplatzの国鉄の高架駅と地下にある路面電車の駅を結ぶ階段の

壁に見ることができます。





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