今年の冬もクリスマス後から年始までは日中の最高気温がマイナスでしたが、その後はずっとプラスで、寒いな・・・と思える日がとても少ない気がします。
雪の量は去年よりも多くは降っていますが、それもクリスマス後から寒くなった時だけで、
最近は全く降っていません。
雪が降り、ある程度積もると、こちらの子供達は結構そりを楽しんでいます。
傾斜さえあれば手軽に楽しむことができますので、スポーツ店などでも小さいものから
大人が乗れる本格的なそりまで様々売られています。
家のすぐ近くの川沿いの土手に斜面があり、雪が積もるとそれを利用してそりを楽しむ近所の子供達の姿が多く見られます。
私も雪が降ると自分の子供とそりを楽しんでいます。
また、やっと歩き始めた小さい子をそりに乗せて、引っ張って散歩している親御さんも結構います。
大都会では見られない光景ですが、ウィーンでもちょっと中心から離れればウィーン市内でも豊かな自然が多くあります。
さて、地元で人気あるそりですが、そのそりを禁止する標識が
ありました。
このコーナーではすでに
自転車禁止標識などを取り上げましたが、そり禁止標識を街中で見ることになるとは思いませんでした。
街中と書きましたが、荘厳な建物がいっぱい立っているウィーンの中心界隈ではなく、シェーンブルン宮殿の庭園だったんですね。
この入口は観光の皆さんにはまず知られていないMaria Theresia Torと呼ばれる入口で
丘の上のグロリエッテのすぐ横まで一直線に伸びているルートの入口です。
この写真では分かりにくいですが、並木道のずっと奥に見えているのがグロリエッテです。
宮殿からグロリエッテを眺めると、グロリエッテの手前にハッキリと斜面が見えます。
あそこでスキーやそりをしたら楽しいだろうな・・・と個人的に毎回思っていました。
もちろんそりを楽しんでいる人を見たことは一度もありません。
でもこんな禁止標識が立っているということは、誰か滑ってたのかもしれませんね。