ウィーンによく見られるこの時期の花 84 (キバナセツブンソウ)

クリスマスが過ぎてからお正月にかけてウィーンは寒くなりましたが、その後日中は+17℃という日もありましたが、ここんとこ7℃前後という日が続いています。

冬の時期ですが、今日は久しぶりに花をテーマにしてみたいと思います。

 

冬のこの時期でもたくさん咲いていたこの小さな黄色い花です。

 

ドイツ語ではWinterling

    (ヴィンターリング)、

学名でEranthis hyemalis、

日本語ではおそらく

  キバナセツブンソウです。

 

キンポウゲ科セツブンソウ属です。

 

 

多年草で、高さ5cm~15cmぐらいです。上の写真に見られるマロニエの実が偶然ここに

落ちていたのでの大きさを想像することができます。

 

開花時期は2月~3月です。

 

たいていの場合花が出た後に、5~7つの部分に分かれた、花を円形に囲むような形で

葉が出て来ます。

 

花は濃い黄色でつやがあり、2cm~4cmぐらいの幅で、花が開く前はコップのような形をしています。

形は違いますが同じキンポウゲ科のヒメリュウキンカのようなつやのある花です。

 

原産は南東ヨーロッパで、

茂みや森などに多く見られます。

キバナセツブンソウは16世紀後半

にはすでに薬草の本に登場しています。

 

このキバナセツブンソウは、

1月14日の昼頃、ベルヴェデーレ宮殿の隣にある植物庭園で撮影したものです。

 

ここ以外でも自然が見られる茂みなどに咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

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