こちらの空間はウィーン旧市街地の
一角のLedererhofです。
"Ledererhof"という住所ですが、
厳密には完全な袋小路的なHof(中庭)ではなく、この石畳の小路は奥に通り抜けできるようになっています。
小路に合わせて、建物も曲がって建てられていますね。
このすぐそばには"Am Hof"という,
ウィーン旧市街地では建物に囲まれた広場では一番大きな広場があるにも
かかわらず、中世に迷い込んだ美しい
空間です。
この空間には私の好きなレストランが
あります。
こちらはちょっと高い所からの
中庭空間です。
普段街中を歩くとまず気付くことがない建物の中庭は、上から見ると実はこれだけ広い空間があることがわかります。
この眺めはシュテファン大聖堂の
塔から見たもので、建物は空洞だらけであることがわかります。
外からは知る由もなく、その建物に関係している人だけが見ることができ、またその人々にとっては全く日常の光景である隠れた中庭空間はとても興味深いです。
このような中庭空間に入ると、一瞬、時を止めでくれます。