ウィーン3大名物料理と言えば、ウィンナーシュニッツェル、ターフェルシュピッツ、
そしてZwieberlrostbraten (ツヴィーベルローストブラーテン)でしょうか。
このZwieberlrostbratenもウィーン料理の定番ですが、ウィンナ―シュニッツェルや
ターフェルシュピッツと比べるとお勧め度がウィーン名物料理の中では3番目になってしまいますので、このコーナーの登場も知らない間に今頃になってしまいました。
Zwiebelrostbraten(ツヴィーベルローストブラーテン)は、Zwiebel (玉ねぎ) と Rostbraten (ローストビーフを焼いたもの)ということで、言ってみればウィーン風
ビーフステーキです。
塩、胡椒で下味をつけ、外側に切り込みを入れ、マスタードやニンニクをすり込んだ小麦粉をつけてスライスしたローストビーフをちょっとだけ焼いて、その後同じフライパンで炒めたパリパリの玉ねぎをローストビーフの上にのせ、ワインなどを入れて作った特製ソースが
かけられて提供されます。場所によっては玉ねぎは最後にのせられることもあり、ソースと
最初は混ざってない場合もあります。
上の写真は玉ねぎが最後にのせられています。
たいていこんがりジャガイモがいっしょにつきます。
ウィンナ―シュニッツェルは基本的ににどこで食べてもそこまで味の違いはありませんが、
Zwieberlrostbratenは店によって結構違いがあると思います。
ステーキと言っても肉は厚くありません。
ウィーンに来られたらこれも是非お試し下さい!