このアドヴェント時期のウィーンにはヨーロッパを始め、様々な国からウィーンのクリスマスを楽しもうと観光の皆さんが多く訪れます。
先週末は3連休だったのでウィーンは大変な人でした。
ウィーンの街中では、重要な観光スポットにもクリスマス市が出てることもとても嬉しい
ことです。
そのため観光中案内をした後、集合時間まで少しのフリータイムという時でも手軽にクリスマス市を覗くことができます。
先日紹介した市庁舎のクリスマス市は規模とイルミネーションから言っても一番有名ですがそれぞれのクリスマス市にはそれぞれの雰囲気と良さがあります。
今日はバロックの重要な宮殿ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市です。
美しいバロック様式のベルヴェデーレ宮殿は上宮と下宮がありますが、その上宮の前に市が出ています。
ここはまだ今年で11回目の市ということで歴史は浅いですが、あまり混んでないことと、美しい宮殿との雰囲気が
いいですね。
ちょっとした幼児達に喜ばれる乗り物
も提供されています。
クリスマス市は昼間もいいですが、やっぱり薄暗くなってからだとイルミネーションが登場しますから雰囲気がまた違ってきますね。
ここはそれぞれの屋台にイルミネーションが見られます。
このベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市は"WEIHNACHTSDORF"というタイトルでマリア・テレジア広場、ALTES AKH、SCHLOSS HOFを含め計4つの市のひとつです。
このクリスマスの時期に飲まれるのはGlühwein
(グリューワイン・・・いわゆるホットワイン)
ではなく、"PUNSCH"(プンシュ)です。
Glühweinは冬の時期に好まれて飲まれますが、クリスマス時期は絶対プンシュです。
Punschには色々な種類がありますが、この時期どこでも飲むことができます。グリューワインと違い、多くはラム酒が入っています。
このベルヴェデーレ宮殿のプンシュカップは今年はちょっと形が代わって、何となく可愛らしくなりました。このカップはそれぞれのクリスマス市によってデザインが違い、毎年集めている地元の人も多くいます。
私も毎年いくつかは持って帰るのですが、このベルヴェデーレのプンシュカップは今年最初に行った時に持って帰って来ました。
このベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市のオープン時間です。
11月21日~12月23日
月~金 11:00~21:00
土、日、祝祭日 10:00~21:00