早いもので今日から12月、今年も残すところあと1ヵ月ですね。
昨日は11月30日はアドヴェントの第1日曜日でうちでもロウソクを灯しました。
ここ数日ウィーンの天気はあまりよくなく、霧のような小雨がぱらつき、青空を見ることが
できません。ベルヴェデーレ宮殿から見られるシュテファン大聖堂の塔の先も霧で隠れて
しまっています。
しかしそんな天気とは無関係のように街中ではクリスマスの雰囲気が至る所に見られるわけですが、そのひとつは何と言ってもクリスマス市ですね。
ウィーンのクリスマス市と言えば真っ先に登場するのがやはり市庁舎でしょうか。
ここは他のクリスマス市と比べ、規模が全く違い、屋台も大きく、色々な店が並んでいます。
ゴシック様式の市庁舎自身のライトアップにクリスマスのイルミネーションのコラボがとても素敵で夢があります。
今日のこの写真3枚は昨日撮影したものですが、日曜日ということもあってとにかくごった返していました。
まるで土日の東京ディズニーランドのようで、歩くスペースすらない状態でした。
"Frohe Weihnachten"というロゴが見られますが、クリスマス時期の定番な挨拶で、"クリスマス おめでとう"とか"メリークリスマス" なんて意味になります。
この市庁舎広場は年間を通して色々なイベントに利用されるわけですが、この時期のクリスマス市はヨーロッパではもう有名になっています。
クリスマス市と表現してきましたが、昨日も書いた様にクリスマスのプレゼントはサンタクロースではなく、子供のキリスト(Christkind)が持って来るので、クリスマス市も地元ではChristkindlmarkt (クリストキンドルマルクト)と言われています。
ちなみに、市庁舎の建物内部で毎日9:00~19:00に子供達が楽しめる工房があります。
入口は建物正面です。
規模とイルミネーションの美しさからすればこの市庁舎が一番知名度が高く、地元人から観光客まで様々な人が楽しんでいます。
しかし売っている物の質からすると毎年ここは一番ではありません。
今年もまたこのコーナーでウィーンの街に見られるChristkindlmarktを後にいくつか
紹介しようと思います。
この市庁舎のChristkindlmarktの営業時間です。
11月15日~12月24日
日~木 10:00~21:30
金、土 10:00~22:00
12月24日 10:00~17:00
http://www.christkindlmarkt.at/
(ドイツ語/英語)