こちらはこのタイトルではお馴染みになりつつあるBlutgasse界隈の中庭です。
前回と同様に豊かな緑をこの中庭空間に
見ることができます。
この木はスズカケノキ(プラタナス)で、
この中庭空間に唯一植えられています。
シュテファン大聖堂がすぐそばにある
とはとても思えません。
この中庭空間は4つの建物に完全に囲まれていて、3つのそれぞれ違う方向から入ることができます。
ちょっと別世界に迷い込んだ気分です。
こちらもBlutgasse界隈ですが、中庭とは言えないようなとても小さな空間です。
ここは何と言ってもちょっとイタリア的なパヴラッチェン構造になっています。
すでにここで紹介した
などに見られるパヴラッチェン構造とはかなり違っていて、直角のパヴラッチェンで支えがありません。
床もイカダのように板が綺麗に並べられているのがわかります。
本当に閉ざされた空間ですが、よく見ると生活の匂いがあります。
ウィーンの本当に知られざる美しい中庭風景です。