以前このコーナーでシェーンブルン宮殿の動物園について紹介しました。
散歩がてらに出かけてもかなり楽しい動物園ですが、現在営業している動物園では世界最古のシェーンブルン宮殿の動物園に日本からの特別ゲストが2人!?
元気な姿を見せてくれています。
その2人とは・・・
ニホンカモシカとタンチョウヅルです。
こちらはニホンカモシカです。
シカ科ではなくウシ科に属する日本固有種で、本州、四国、九州の標高1500m~2000mの
険しい山岳地帯に生息する高山獣です。
群れは作らず、一頭の行動範囲は、雄が15ha,雌が10haだそうで、縄張り意識が強く
寿命は15年ぐらいということです。
こちらはタンチョウヅルです。
日本で見られる7種のツル(ツル科)のうち、国内で繁殖する唯一のツルです。
北海道東部の湿原では一年中見ることができるようです。
全長155cm、翼を広げるとr翼開長220cm、体重は13kgだそうです。
家族ごとに200~700haの縄張りを構え分散しているそうです。
寿命は20~30年です。
ニホンカモシカもタンチョウヅルも
日本の特別天然記念物に指定されていて、日本とオーストリアの友好の
しるしとして日本から贈られ
ました。
左の写真はそのシェーンブルン宮殿動物園の彼らがいる場所に掲げられているもので、
"世界で最も歴史あるシェーンブルン動物園との友好のしるしとして、
長野県市立大町山岳博物館と
東京都多摩動物公園より特別天然記念物に指定されている二種類の動物が寄贈されました”
と記されています。
日本の動物達もこのウィーンで国際的に活躍をしているんですね!
シェーンブルン宮殿の動物園に行った方はお見逃しなく!