街中を歩いていると何気ない所にアーチ構造が多く見られます。
そんなアーチはヨーロッパ的雰囲気を十分演出しています。
アーチ構造の回廊、建物に組み込まれたアーチ、小路にあるアーチとかなり様々です。
前回のアーチの奥に見える風景4では、ウィーン旧市街のミヒャエル広場界隈と中庭空間にある二重のアーチを紹介しました。
第5弾はウィーンではありません。
こちらは階段で降りて行く
途中にアーチがあります。
そのためアーチを通して下の方に奥の緑が見えますね。
階段に使用されている石畳や
手すりがある壁に使われている石にも風情があります。
アーチの形もよく見ると
バロック的です。
こちらは階段ではありませんが
坂道になっています。
写真ではわかりづらいですが
下に向かって傾斜している小路です。
路が狭いので、ずっと奥の細い
部分にこの小路の出口が見えています。
こちらは街中にもあるような
飛梁的な要素を持っていますが
装飾的ですね。
飛梁はフライングバットレスで
バットレスは建築物の外壁補強で、屋外に張り出す形で使われます。
ゴシック様式の大きな教会によく見られます。
今回のアーチは2枚共メルクの街で見ることができます。