10月も残すところあと1日になりました。朝が冷え込むようになり、ますます秋深くなっていくウィーンです。リンク道路の並木もどんど葉を落として来ました。
先日久しぶりにベルヴェデーレ宮殿の横にある植物庭園に行きましたが、そこも秋らしく
なってました。
咲いてる花がほとんどなかったこの時に、ひときわ目立って咲いていたものがあります。
こちらはドイツ語でDahlie,
学名でDahlia,日本語ではダリア
です。
キク科のダリア属で多年草
です。
原産地はメキシコで、18世紀の終わりにヨーロッパでは最初にスペインにもたらされます。
でも記録では16世紀終わりには
最初に登場していたようです。
その後品種改良が行われ、多くの種類が作り出されました。
日本には1842年にオランダ人によってもたらされたそうです。
開花時期は6月~10月です。
赤、黄色、白、ピンク、オレンジ、紫、とバラなどのようにたくさんの色があります。
高さは20cm~200cmで、花の大きさは4cm~30cmぐらいでしょうか。
とにかく様々な品種があります。
これは植物庭園に咲いていたダリアを大きく撮影しました。
Dahlia x hortensis で、"Vulkan” (火山・・・という直訳)と呼ばれています。
こちらは Dahlia x hortensis "Goldener Vulkan" (金の火山・・・という直訳)と
呼ばれています。
ダリアはこちらではポピュラーで、観賞用としてもよく庭に植えられています。