こちらではたいていの女性も仕事を持っていて、家事・育児はフィフティー・フィフティー
という傾向が日本以上にあると思います。
実際に女性の方が収入があるので、男性が家にいて家事、育児を担当する・・・
ということも珍しくありません。
しかし他のEU諸国と比べると、オーストリアでは意外と男性が家事・育児に参加する割合が
低いということが話題になっていました。
EU諸国でどのくらいの男性が家事・育児に参加しているかというちょっとした統計を紹介したいと思います。
これは100人の男性が、どのくらい家事や育児に従事しているかというデータです。
※AK (Arbeiterkammer) より
スウェーデン 38以上 |
フィンランド |
デンマーク |
エストニア |
ラトビア |
ノルウェー 30~38 |
オランダ |
イギリス |
アイルランド |
ハンガリー |
スロヴェニア |
スペイン |
ドイツ 25~30 |
ベルギー |
フランス |
ルクセンブルク |
ポルトガル |
イタリア |
リトアニア |
マルタ |
オーストリア
20~25 |
チェコ |
スロヴァキア |
ポーランド |
ルーマニア |
ブルガリア |
キプロス |
ギリシャ
20以下 |
ノルウェーはEUではありませんがここでは取り上げています。
またクロアチアは入っていません。
仕事上色々な幼稚園に行くことも多いのですが、そこではかなりお父さんがお子さんを
送り迎えしている光景を多く見かけていますが、意外にもオーストリアはEU圏では下の方でした。
ちなみに子供の世話をするお父さん部門ではオーストリアはEUで22位、
掃除、洗濯をするお父さん部門では17位という統計です。
でもこの傾向はこれからもっと変わって行くでしょう。