前回のウィーン国際空港での搭乗手続き1の方法で自動チェックイン機から搭乗券が発行されたら、スーツケースを持ってカウンターに並びます。
ビジネスの方は専用カウンターがあります。
エコノミーは多くの人が並んでいますが、カウンターがいくつもあり、空いた所へ次々行かされるので並んでる人数の割には待ち時間も普通はそんなに長くありません。
さて自分の番になった時に、パスポートと搭乗券を係りに見せて、行き先と預ける荷物の個数を係りに告げます。
この時にこちらから何も言わなくても普通は係りが聞いてきます。
スーツケースの重さに気をつけて下さい。
クラスや予約状況によって重さ制限は変わりますが、ウィーンの国際空港では荷物が規定の重さより1.5kgぐらい重いだけでもチェックが入ることがあり、その時にスーツケースを軽くするため、何かを出させられます。最悪の場合は超過料金を払うことになります。
ここで大事なことが2つ! (当たり前のことですが念の為)
①荷物は必ず最終目的地にする
途中で滞在する場合はもちろん滞在先の都市になりますが、直行便では成田、その他の都市で乗り継いで日本に帰る場合は日本諸都市の国際空港ということになります。
行き先のタッグを巻いてもらう時に、自分の目でも確認することをお勧めします。
成田への直行便であれば"NRT"だけが見えますし、フランクフルト経由成田であれば"FRA" と"NRA" の2つが印刷されているはずです。
自分が成田に帰るのに、この時荷物がもし"FRA"だけだったら、荷物はフランクフルトに留まってしまうことになります。
②免税品がスーツケースに入っているか、入っていないかを言う
普通は係りがTax Free? と聞いてきますが、係りによっては何も聞いて来ない場合がありますので、免税品がスーツケースに入っている方はスーツケースが流される前に必ず"TAX FREE" とか"Zum
Zoll"(ツム・ツォル)
と言って下さい。
免税品(TAX FREE)の手続きをする方はこちらを参照して下さい。
荷物の重さが量られ、タッグが巻かれたらスーツケースはそこから最終目的地まで運ばれます。
後は目的地で無事にスーツケースが出て来ることを祈るだけです。
2016年12月より自動チェックイン機から搭乗券だけでなく荷物タグも出て来るので、免税品が無い方は待ち時間がなく快適な無人カウンターを利用しましょう。
その際にはこのコーナーで書いたことは忘れて下さい。
※わずかですが例外があり、飛行機のチケットをウィーンから経由地、経由地から日本というように、それぞれを別々に購入していたら、同じEU内で乗り継ぎだけでも経由地で荷物を取らされ、新たにチェックインさせられることもあります。