去年の今日9月23日にこのコーナーで話題にしているリンク道路に芝生がひかれるイベント
"Rasen am Ring" が昨日9月22日行われました。
このイベントも今年で8回目となりました。
"Naturrasen statt Asphalt"
アスファルトの代わりに自然、
"Leben atatt Stau"
渋滞の代わりの生活
を掲げ、リンク道路のオペラ座先のOperngasseからウィーン大学がるSchottengasseまで車が通行止めとなり、その区間で色々な
イベントが開かれました。
その中で本当の芝生がひかれたのは、前述した区間ではなく、美術史博物館の前です。
昨日は時間によっては雨もぱらつきましたが、かなりたくさんの人が御覧のように芝生の
上にいくつも用意された椅子でくつろいでいました。
いわゆるリンク道路上でのピクニックです。
"Rasen am Ring" と"RING FREI"と書かれた宣伝幕です。
左には"Ring frei für Lebensquarität"と記されていますが、より質のいい生活のためのリンクフリー ということで、ウィーンでの生活のクォリティーの向上を唄っています。
車は全てのオーストリア人にとって税金、生活の質、健康に影響することで、
環境的にもよくない・・・そこで都会の真ん中に緑・・・芝生・・・というわけです。
左の写真はリンク道路にひかれた芝生です。この芝生に寝転んでいる人や、この上で遊んでいる子供達を多く見かけました。
右は完全に歩行者天国になっているリンク道路です。私も仕事が終わってこの機会に
リンク道路の真ん中を歩いてみました。
実際には10:00~21:00まで車は通行止めとなったため、リンク周辺はかなりの渋滞が
ありました。車を締め出すことが目的なので、路面電車は通常通り運行していました。
1枚目の写真で見るとわかりますが、芝生の両側を路面電車が走っていたわけです。
でもこのようなイベントはとてもウィーンらしいと思います。