この写真は市庁舎の中庭です。
市庁舎はいわゆるお役所ですから、普通は地元に住んでいる人が多く訪れます。
観光で見る場合は、リンク道路から車窓で見るのが一般的で、また市庁舎広場から間近に建物を見るといった感じでしょうか。
しかし、ここの中庭は一見の価値があります。
市庁舎はあまり知られていませんが全部で7つの中庭空間がありますが、今日紹介している中庭空間はArkadenhof(アルカーデンホーフ)と言われる、市庁舎の中庭中央にある、一番大きな細長い中庭空間です。
6月にこのウィーンの
について書いていますが、この中庭に来る一番わかりやすいルートは、市庁舎の真後ろにあるそのインフォメーションセンターを抜けるとすぐこの美しい中庭空間に出会えます。
リンク道路側から見た市庁舎が一番定番なので、このような中庭空間があるとは想像もつきません。
この写真は、そのArkadenhofを後ろから市庁舎の正面に向かって見ています。
正面に市庁舎の5本ある塔の一番高い真ん中の塔が見えていますね。
その横左右には残り4本のうちの、2本の低い塔も見えています。
市庁舎はゴシック様式ですが、1枚目も2枚目の写真でも見られる通り、中庭側ももちろんゴシック様式で、美しいゴシック様式のアーチを持った窓が無数に並べられ、美しい空間を更に演出しています。
中庭はテントのような屋根が張られていて、様々なイヴェントに使われます。
緑もあってホッとする空間です。
しかもちょっとしたカフェもあるのでこの空間でくつろぐこともできます。
ここの中庭は本当にお勧めです!