ウィーンの街にある3大街路樹とひとつと言えば" マロニエ"で、中心部から外側にかけて緑が多くある所にはよく植えられています。
去年から今年にかけて冬があってなかったようなもので、花も通常よりも平均的に3週間
ぐらい早く咲き始めました。
シェーンブルン宮殿の前の通りにもマロニエが植えられているのですが、
何とこの時期に咲いているのがありました。
ドイツ語でRosskastanie,
学名でAesculus hippocastanum、
マロニエの開花時期は
通常4月終わり~5月にかけてですが、今年はこの同じシェーンブルン宮殿の横に植えられている,あるマロニエはすでに4月11日に開花していました。
花の種類によっては普通に2回咲くのもありますが、このマロニエは年1回だけです。
もともとジグザグ的気温の特徴を持っているわけですが、本来の気候からやはり変わって
来ているので花もいつ咲いていいのかわからないかもしれません。
写真に見られる、この時期に葉がすでに秋の時のように茶色くなっているマロニエは、
病気にかかってしまったものです。
ここに見られる咲いているマロニエは8月6日に撮影したものです。