こちらは一見何の変哲もない教会に見えますね。
でもこの教会を普通この角度で見ることはできません。
これはウィーン旧市街にある
ドミニコ会教会です。
ドミニコ会はミノリーテン同様、バーベンベルクのレオポルド6世によって1226年に呼ばれ、その後1237年にロマネスク様式の礼拝堂が作られています。
17世紀の1634年バロック化されて奉納され、その後現在見られる正面は1674年に完成しています。
ここは教会前のPostgasseや、教会横のPredigergasseが狭いので、このような全体像を見ることは困難です。
こちらはウィーン3区のRennwegのある改装中の建物の上階からの
眺めです。
ずっと奥に見えている平らな山はウィーンの森で、右側にある面白い塔が、ロシア正教会の聖ニコラウス教会です。
手前には周辺の建物の屋根が見えていますね。
こちらも上と同様、改装中の同じ建物の、しかし今度は最上階からの
中心方向への別の眺めです。
こちらの方が階数が高いので、
ウィーンの森がもっとわかりますね。
またよく見ると写真真ん中にある
シュテファン大聖堂が見えています。
2枚の写真共、改装工事中の建物から撮影したもので、関係者以外は普通は入れませんが、工事現場の方が
立ち入りを許可してくれたので見ることができました。そういう意味で貴重な光景です。