ウィーンには荘厳で、様々な建築様式の建物が多くあるわけですが、そんな建物を外から見てるだけでももちろん素敵ですが、内部空間も素敵な所がたくさんあります。
その一例であるこちらはSäulenhalle
(ゾイレンハレ)・・・
"柱の間"という空間です。
このSäulenhalleは、新王宮の真ん中にある入口から入って、武器・鎧博物館を通って、
もしくは新王宮の右に接続されている四角い建物にあるWeltmuseum (世界博物館)から入ると、すぐにこの空間が広がります。
正方形的な3階建て構造のこの吹き抜け空間は、1階部分がバロック的アーチ、
2階部分はルネッサンス的な水平が強調され、3階部分は小さめのアーチ構造です。
ここは全ての階で一周することができます。
以前エレベーターに見えないエレベーターでも書いていますが、ここはテーマ的に
あまり人がいない博物館ですから、いつも空いていますし、この空間に人が誰もいないということもよくあります。
でもこのSäulenhalleは、イベントなどで貸し出され、定期的に使用されて
います。
例えばカクテルパーティーは50~400人、ディナーパーティーだと50~200人ぐらいOKです。またオーストリアと日本の文化交流イベントにも使われました。
このような美しい空間は、色々な建物に見られます。