ウィーンによく見られるこの時期の花 76  (タイサンボク)

ヒルシュシュテッテン花壇庭園にはたくさんの"ネムノキ"があることを書きましたが、

今日のこちらの花も多く見られます。

 

こちらはドイツ語では

Immergrüne Magnolie

(インマーグリューネ・マグノーリエ)、学名ではMagnolia grandiflora,

日本語ではタイサンボクです。

 

モクレン科のモクレン属で、

常緑高木です。

 

原産は北アメリカ南東部で、日本には

明治時代初期に入って来たようです。

 

高さは20mぐらいになり、稀にそれ以上になるものあるようです。

 

 

 

開花時期は6月~8月で、よく知られているモクレンは4月~6月です。

その一般的なモクレンよりもずっと花は大きく、20cmを超えるものもあります。

クリーム色的な白で、いい香りがします。

 

葉も大きく20cmぐらい、幅は7cmぐらいで、光沢がある深緑色をしていて、

裏側にはフェルトのような細かい毛が生えています。

 

こちらでは特に公園や庭に多く植えられていますが、このヒルシュシュテッテン花壇庭園にはかなりまとめて植えられています。

 

ウィーンのリンク道路沿いにある、Volksgarten(国民庭園)にも植えられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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